『うるわしの宵の月』はどんな漫画?魅力・登場人物・おすすめポイントをわかりやすく紹介

レビュー

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作品概要: “王子”と呼ばれる二人の、等身大の青春ラブ

うるわしの宵の月』は、講談社「デザート」で連載中の、やまもり三香さんによる学園恋愛漫画。女子なのに“王子”と呼ばれてしまうほど容姿端麗でスマートな高校生・滝口宵(よい)が、同じく“王子”と呼ばれる先輩・市村琥珀(こはく)と出会い、初めての感情に戸惑いながら関係を深めていく物語です。

この作品の面白さは、「恋が始まる」よりも先に、“王子”というラベルの下で息をしてきた二人が、少しずつ自分の輪郭を取り戻していくところ。甘いだけじゃなく、静かな余韻が長く残るタイプの恋愛漫画です。

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あらすじ: “美しい”と言われて、心がざわつきはじめる

宵は、周囲から憧れられる一方で、「王子扱い」に複雑な気持ちを抱えている女の子。そんな宵に琥珀は初対面から「めちゃくちゃ美しいな」と声をかけ、距離を詰めてきます。宵は戸惑いながらも、琥珀の視線が“王子”ではなく自分自身へ向いていることに気づき始め、胸の中に今までになかった感情が芽生えていく——。

主な登場人物:まず押さえたい二人

滝口 宵(たきぐち よい)

女子なのに「王子」と呼ばれる存在。きれいでかっこいいと言われ慣れているのに、内側はそのイメージに追いついていない。自分の気持ちを言語化するのが得意じゃなく、だからこそ“揺れ”がリアルに伝わってきます。

市村 琥珀(いちむら こはく)

同じく「王子」と呼ばれる先輩。軽そうに見えるのに、宵の反応をちゃんと見ていて、必要なところでは踏み込み、引くところでは引く。その加減が絶妙で、読者の心もじわじわ持っていきます。

魅力1:胸きゅんより「感情の微差」が効いてくる

本作は、いきなり甘い展開で押し切るというより、

  • うれしいのに、怖い
  • 近づきたいのに、今までの自分が邪魔をする
  • 好きと言い切れないのに、目で追ってしまう
    みたいな曖昧な揺れを丁寧に積み上げていきます。恋って「決定打」で始まることもあるけど、多くは“揺れの総量”で深くなる。その感覚をきれいに掬っているのが『うるわしの宵の月』です。

魅力2:「王子」という役割がほどけていく、静かな解放感

宵は“かっこいい”の期待に応え続けてきた子で、琥珀もまた“王子っぽさ”をまとった側の人間。だから二人の恋は、ただのドキドキではなく、誰かの期待から少し自由になる物語でもあります。
「こう見られたい/見られたくない」「こう扱われたい/扱われたくない」——その境界線が、恋によって更新されていくところが強い。

魅力3:絵が美しいのに、ちゃんと“息づいてる”

やまもり三香さんの魅力は、絵の透明感と、表情の細さ。視線の角度や間の取り方が上手くて、セリフで説明しなくても心の温度が伝わります。静かなシーンほど刺さるのは、この“描写の呼吸”があるから。

やまもり三香さんの他作品が好きな人へ

やまもり三香さんといえば『ひるなかの流星』『椿町ロンリープラネット』など、恋のときめきと同時に、言えなさ・立場・迷いを繊細に描く作品で知られます。私は『椿町ロンリープラネット』で好きになりました。

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『うるわしの宵の月』は、その持ち味がさらに洗練されていて、「恋に落ちる話」というより、恋で自分がほどけていく話として強く響くと思います。

こんな人におすすめ

  • きゅん連打より、じわじわ育つ関係が好き
  • “かっこいい/かわいい”みたいなラベルに違和感がある
  • 余韻が残る、静かな青春ラブを読みたい

アニメから入るのもアリ

TVアニメは2026年1月11日からTBS系全国28局ネットで放送開始と案内されています。原作の空気感が好きなら、映像で「間」や表情がどう表現されるかも楽しみどころです。

まとめ:甘さより先に、心がほどける恋

『うるわしの宵の月』は、「王子」と呼ばれる二人が、他人の期待やラベルから少しずつほどけて、名前で呼び合える距離に近づいていく物語。派手じゃないのに、読後にじんわり残るタイプの恋愛漫画を探しているなら、かなり相性がいいはずです。

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