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2022年春に活動を開始した日本のロックバンド Enfants(アンファン) は、「子供たち」という意味を持つバンド名の通り、ひたむきで繊細な感性を音楽に落とし込む注目株だ。これまでに複数のEPやシングルを発表し、若いリスナーを中心に支持を広げてきた。
“引きこもりの賛歌”— 内面の弱さを肯定する音楽
2026年2月4日、Enfantsは初の全国流通フルアルバム 『Bedford Hedgehog(ベッドフォード・ヘッジホッグ)』 をリリースした。タイトルには、バンドがこれまで紡いできた感情や経験が凝縮されている。アルバム全体のコンセプトは “引きこもりの賛歌”。日常のもがきや迷い、孤独を抱える人々の感受性に寄り添い、弱さやつまずきを肯定し「それでも生きる」という感覚を歌に昇華している。
本作には、既にライブや番組で話題になった楽曲 「Play」 や、海外で注目を集めた 「Kid Blue」 をはじめ、未発表の新曲まで含む全12曲を収録。過去リリース曲はアルバム版として再ミックスされ、Enfantsの「今」を感じられる作品に仕上がっている。個人的なおすすめは「R.I.P.」と「Midnight Yellow」。

音楽の魅力 — 叫びと優しさを併せ持つサウンド
Enfantsの楽曲は、エモーショナルでありながらリズミカルなオルタナティブ・ロックとしての力強さを持つ。ボーカル松本大の声は力強く、時に脆く、聴く者の内面の風景を鮮やかに映し出す。「何もできずに部屋にこもる自分」と「狂って踊りたい自分」の揺れ動く感情が、曲を聴くたびにリアルに重なる。
また、叙情的な歌詞はひとつひとつが独立した物語のようで、共感や救いを感じるファンも多い。そうした言葉とサウンドの重なりが、Enfantsの世界観を唯一無二のものにしている。
国内外での広がりとこれから
活動期間中に米国の音楽イベント SXSW 2025 に出演したり、韓国公演も行うなど、インディーズながら国内外で存在感を増してきたEnfants。『Bedford Hedgehog』はそうした活動の集大成でもあり、彼らの新たなスタートラインとも言える作品だ。
またアルバムリリースを記念して、2026年2月21日には東京・恵比寿The Garden Hallでワンマンライブも開催予定。新作の世界観を体感できる貴重な機会として、多くの音楽ファンの注目を集めている。
まとめ
Enfantsは“内面の弱さ”をむしろ力に変える視点を音楽に落とし込み、今の時代の感受性を代弁するバンドとして存在感を強めている。彼らの音楽は、単なるロックの枠を超え、リスナーの胸の奥深くにある複雑な感情を解きほぐしていく。優しくも、鋭く尖った引きこもりの賛歌をぜひみなさんも聴いてみてほしい。



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