はじめに
忙しい毎日の中で、ふと立ち止まりたくなる瞬間はありませんか。
今回紹介するのは、派手な展開よりも「心の揺れ」や「人との距離感」を丁寧に描いた3作品。
テリトリーMの住人、
3月のライオン、
お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件。
それぞれ舞台もジャンルも異なりますが、共通しているのは「誰かと出会い、少しずつ居場所を見つけていく物語」であること。
恋、家族、友情、日常のぬくもり——読後に静かな余韻を残す作品を探している方に、ぜひ手に取ってほしい3作です。
『テリトリーMの住人』

『テリトリーMの住人』は、南塔子による日本の少女・恋愛・学園漫画作品です。2017年2月号から2020年8月号まで『別冊マーガレット』(集英社)で連載され、単行本は全11巻・全43話で刊行されました。タイトルの“M”は作中に登場するマンションやお店の名前の頭文字に由来し、そこで暮らす人々の青春と恋を描いた群像劇となっています。略称は「テリM」で、キャッチコピーは「ここから始まる、ぼくらの青春&恋」です。
物語は、高校1年の瑛茉(えま)が両親の離婚をきっかけに母の地元・銀鼠町へ引っ越してくるところから始まります。新しい環境になかなか馴染めない瑛茉は、同じマンション「ミルフィーユ」の個性豊かな住人たちと出会い、友情や恋愛を通じて自分の居場所を見つけていきます。特に同級生・宏紀との関係や、周囲の仲間たちとの複雑な心の動きが丁寧に描かれ、青春群像として人気を博しました。

『3月のライオン』

『3月のライオン』は、羽海野チカによる日本の漫画作品で、2007年から『ヤングアニマル』(白泉社)で連載されています。将棋を題材にした青春ドラマで、主人公の桐山零は幼い頃に家族を事故で失い、中学生でプロ棋士となった17歳。孤独と戦いながら将棋界で成長していく一方、川本家の三姉妹との出会いを通じて少しずつ人との絆を築き、自分の居場所を見つけていく姿が描かれます。プロとしての対局や将棋仲間との交流、高校生活の葛藤も織り込みつつ、人間ドラマとしての厚みも評価され、累計発行部数は1000万部以上を記録しています。2016年にはテレビアニメがNHKで放送され、2017年には実写映画化もされるなど、幅広いメディア展開がなされています。作品は競技としての将棋と、心の成長を丁寧に描いた傑作として国内外で高い評価を受けています。それぞれのキャラクターが良い味を出しています。ちなみに私は二階堂推しです。

『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』

『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』(おとなりのてんしさまにいつのまにかだめにんげんにされていたけん)は、佐伯さんによる日本のライトノベル作品です。ウェブサイト「小説家になろう」で2018年12月から連載され、GA文庫(SBクリエイティブ)から書籍版も刊行されています。物語は、高校1年生の藤宮周が隣室に住む美少女・椎名真昼と出会うことから始まります。真昼は周に親切にするうち、彼の生活を次第に改善していき、二人は日々の交流を通じて心を通わせていきます。ライトノベルはその魅力的なキャラクター描写と心温まるラブコメ展開で人気を博し、コミカライズやテレビアニメ化もされています。アニメ第1期は2023年に放送され、2026年には第2期も制作されるなど幅広いメディア展開が進行中です。作品は「天使様」の愛称でも親しまれ、シリーズ累計部数も伸びています。天使様がとにかくかわいい。


まとめ
今回紹介した3作品は、どれも「劇的ではないけれど、確かに心に残る」物語です。
人と人との距離がゆっくり縮まる過程や、孤独がやさしく溶けていく瞬間が丁寧に描かれており、疲れた心にそっと寄り添ってくれます。
青春群像が好きな人、静かな成長物語を読みたい人、甘さと温度のある日常ラブコメを求めている人——
きっと今の自分に合う一冊が見つかるはずです。
気になった作品があれば、この機会にぜひチェックしてみてください。
「読む時間」そのものが、少しだけやさしくなる。そんな読書体験を与えてくれる3作です。
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